脳ドックの基礎知識!


脳ドックの基礎知識!

日本人の三大死亡原因の一つである脳卒中は、自覚症状のないまま突然発症します。急に激しい頭痛に襲われたり、体の片側に麻痺が起こり歩けなくなったりと、日常生活が困難になります。発症から3時間が経過すると命に関わったり、回復しても後遺症が残ったりと、その後の生活が大きく変わってしまう可能性がある病気なので、まずは早めに脳ドックで検査する事が大事です。
脳ドックは人間ドックと同じように、心電図や脳波の検査の他に、MRIとMRAによる画像検査が中心になります。健康保険は適用外なので、費用が約五万円から病院によっては九万円ほどかかりますが、普通の健康診断ではなかなか発見しにくいので、二年から三年に一回を目安に、定期的な検査を受ける事をお勧めします。
会社や自治体によっては、費用の一部を補助してくれる場合もあるので、一度相談してみるといいと思います。
発症してからでは、手遅れになるかもしれない脳卒中。脳ドックで早期発見に努めましょう。

今更ひとに聞けない!脳ドックについての疑問

脳ドックで検査をする場合、どんな病気が発見されてどんな治療を受けるのか知っておいても損はありません。脳ドックは問診や血液検査と共にMRIやMRAによって脳内の血管障害を見つけられます。脳ドックにおいて脳梗塞や脳動脈瘤が見つかったとしても、怖がる必要はありません。脳梗塞は60歳を超えた方のほとんどに見られる症状で、起こった場所や数によってなんの自覚症状もでません。脳動脈瘤も危険といわれるのは5mmを超えた場合からで、それ以下であれば半年から1年に一度経過を診るための検査をするだけてこれまで通りの生活ができます。ただし、高血圧や高脂血症があるような場合は、そちらの治療や食生活の改善が必要です。稀ではありますが脳腫瘍が発見されたとしても、良性であることが多いので心配はいりません。ですが出来た場所によってはその他の器官に弊害がでることもあり、手術を薦められる方もあります。高齢者でろれつが廻らない歩きづらいなどの症状が転んだことが原因の慢性硬膜血腫であったり、頚動脈狭窄症による多発性脳梗塞を発見して治療ができる役割も果たします。